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大腸がん |
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大腸は消化器官の最後に位置し、水分の吸収と便の形成が主な働きです。
長さは2.0〜2.5m、直径6〜9cmの管で、結腸と直腸に大別されます。さらに結腸は上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸に分けられます。
大腸の粘膜に発生する悪性腫瘍が大腸がんで、60〜70%は直腸とS状結腸の部分に発生します。
肛門から10cmまでの部分には全体の30%が発生し、残りの30%がS状結腸に発症します。
肛門に近い部分に多く発生するのは世界共通ですが、最近は上行結腸のがんが増える傾向にあります。
大腸がんはゆっくり進行するタイプのものが多く、早期に治療を行えば5年生存率は100%近くあります。 進行が遅く、治癒率が高いため比較的たちの良いがんといえます。
しかし発見が遅れると大がかりな手術が必要になり、直腸がんでは肛門や膀胱周辺の自律神経の温存が難しくなることもあります。
大腸がんに関して注意しなくてはいけないのは、大腸がんの兆候の一つである便潜血(便に血が混じる)を痔と勘違いしてしまうことです。
勘違いしたまま放置すると、悪性が高ければ命にかかわります。
会社や地域などで行われている健康診断で、便の潜血反応(便に血が混じっていないかを調べる検査)が陽性を示したら必ず精密検査を受けるようにしましょう。
潜血反応が陽性であっても自覚症状がないことも多く、そのままほうっておくと大腸がんは進行してしまいます。
早期であれば日帰りもできる簡単な手術(内視鏡による切除)で済むのですが、一年も放置すれば入院は免れず命にかかわる場合すらあるのです。
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