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唾液の働き |
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もしも唾液が単なる水だったら、一昼夜で全ての歯が虫歯になってしまうと言われています。
なぜでしょうか?
虫歯菌が糖分をえさにして酸を発生させ、その酸が歯を溶かして虫歯を作るというのはよく知られています。
歯のカルシウムは、ペーハーが5.5以下になると溶解し始めます(脱灰)。
唾液にはこの酸性に傾いた口内を中和する緩衝能力があります。つまり唾液は歯の溶解を防いでいるわけです。
さらに唾液は口中に溶け出したカルシウムやリンを再び歯の組織に送り込んで歯の表面を修復する能力もあります。
いわゆる「再石灰化」という作用です。これにより、軽い溶解であれば歯を治してしまいます。
口の中ではこの脱灰と再石灰化のせめぎあいがずっと続いています。
唾液は虫歯を防ぐだけでなく、歯の修復も行っているのです。
上の歯と下の歯で、虫歯になりやすいのは上の歯だと言われています。
いきなりですが、歯磨きの際、つい下の歯を磨くことが多くありませんか?
テレビなどを見ながらボーっと磨いていると、気づいたら下の奥歯ばかりゴシゴシやってる、ということが私は多々あります。
この経験から、上の歯が虫歯になりやすいのは無意識のうちに下の歯の方をより多く磨いているからかなと推測しました。
しかし正確には下の歯は唾液に浸される時間が上よりも長いため、唾液の虫歯予防効果の恩恵を長く受けられるからのようです。
このことから、よだれが多い子供は虫歯になりにくいといわれています。
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