かつての私はなんとなく「コーヒーって身体に悪い」というイメージを持っていました。
 
なので「別に飲まなくてもいいかな」という意識があったのです。

しかし健康情報にいろいろ接してみると、コーヒーは身体に良いとする説がいろいろあるではないですか!
 

 
一部を紹介します。

コーヒーとがんリスク低下 痛風対策にも

「コーヒーをほぼ毎日飲む人の肝がん発症リスクはほとんど飲まない人の約半分。飲む量が多い人ほど発症率が低下する」
 
「コーヒーを一日三杯以上飲む女性は結腸がんになるリスクが全く飲まない女性の約半分」(男性ではこの差は見られなかった)
 
以上二つは厚生労働省の研究班による報告です。
 

 
「コーヒーは痛風の原因になる尿酸値を低下させる。一日4~5杯飲む人は全く飲まない人に比べて尿酸値が0.26mg/dl低下し、一日6杯以上飲むと0.43mg/dl低下」
(カナダのブリティッシュコロンビア大学と米国ボストンの病院の共同研究)
 
以前は「痛風が心配な人はコーヒーを飲んではいけない」と言われることもあったようですが、上のように最近はそれを覆す研究が出てきています。

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脂肪燃焼・リラックス&自殺抑制

「運動前にコーヒーを飲むと脂肪燃焼が促進される」という報告もありました。コーヒー中のカフェインが脂肪分解酵素リパーゼの働きを活発にするのです。
 
中性脂肪を分離し、遊離脂肪酸に変えるので、コーヒーを飲んだ後運動すると筋肉で脂肪が燃やされやすくなります。
 
運動の20~30分前にコーヒーを飲むと効果的です。(私は水泳の前にやってます。詳しいことは「水泳前のコーヒーとスタミナ」を御覧下さい)
 
ただし、公式の競技ではドーピング検査に陽性を示す可能性があるので注意が必要ですし、遊離脂肪酸を増やすと不整脈の人には悪影響を及ぼすこともあります。
 
また「運動前にコーヒーを飲むと心臓に負担がかかる」というスイスでの調査結果もあります。
 
96年には米国ハーバード大学の河内一郎博士が「1日2~3杯コーヒーを飲む女性の自殺率は全く飲まない女性の約三分の一」という調査結果を発表しています。
 
「コーヒーの香りにはリラックス効果がある(杏林大学の古賀良彦精神神経科教授)」との報告もあるので、コーヒーはメンタル面に良い作用をしてくれるようですね。

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かつては「コーヒーを飲むと胃が荒れる」なんてことも言われていましたが、イギリスのコーヒー科学情報センターによるとコーヒーと胃潰瘍や胸焼けとは無関係だそうです。
 
コーヒーにはクロロゲン酸という強力な抗酸化物質が含まれており、体に良い作用はこの物質によるところが大きいとされています。
 

 
私のコーヒーに対する意識も昔とはだいぶ変わりました。
 
「健康のためにコーヒーを飲む」のもアリ、ではないでしょうか。